独自ドメインが無料で取得出来るFreenom。マイナーなドメインではあるものの無料で独自ドメインを取得できるありがたいサービスです。
しかし普通はお金をかけて購入するべきものが無料であるというのには何か裏があるのじゃないかと思うのが人間というものです。
私が調べて分かったことをメリット、デメリットとしてまとめました。
Contents
Freenom無料独自ドメインのメリット
なんといっても無料
Freenomで取得できる独自ドメインのメリットはなんといっても
無料であること。
毎年1000円、ドメインによっては数千円かかるものが無料になるのは大きいです。
ちなみにFreenomなら無料で手に入る「.tk」ドメインも
数多くのドメインを扱うゴンベイドメインで取得しようとすると2,138円掛かります。
他のドメインだと取りにくい単語もとりやすい
「.com」や「.net」といった多くの方が利用しているドメインになると自分の好きな文字列を入れたとしても既に使われていたりして取得することが難しいこともあります。
しかしFreenomで取得出来るマイナーな「.tk」「.ml」「.ga」「.cf」「.gq」のドメインであれば比較的希望のドメインが入手しやすいです。
例えば他のドメインだと手に入らなそうなakb48というものであれば
「.gq」だけですが取得可能です。
Freenom無料独自ドメインのデメリット
無料であるFreenomにはさまざまな制約があります。
ドメインに禁止されたコンテンツポリシーがある
ドメイン毎の決まり事にかかれており、全部隅々まで見たわけではありませんが
・人種差別
・アダルトコンテンツ
・麻薬、ドラッグ
・兵器、銃火器
・カジノ、ギャンブル
・ウイルス、スパイウェア
・ドメインパーキング
・コンテンツの存在しないページ
は禁止されています。ただこれらはいたって普通のことなので特殊なホームページにしない限りはあまり関係ありません。
多少注意が必要なのがドラッグの項目のところに酒、たばこについても販売したり促進したりするのは禁止と書かれているため居酒屋でお酒の紹介などをするとアウトになる可能性もあります。
ドメインの移管をする場合は有料登録が必須
ドメインをゴンベイドメインなどの日本のドメイン管理会社に移したいと思ってもそのままでは移管することが出来ません。有料ドメインにアップグレードすることで移管自体はすることが出来ます。
ドメインの更新期間が限られている
有料のドメインサービスの場合は自動更新設定などをすることが出来るため更新し忘れるということはないですがFreenomで無料で取得したドメインはドメインの有効期限の2週間前からリニューアルの手続きをする必要があります。
もちろんその手続きを忘れた場合はすぐに同じドメインが取れるとは限らないためそのドメインが使えなくなってしまいます。
ドメインを取り上げられる可能性
いきなりドメインが使えなくなり広告ページにリダイレクトされるようになった、という情報もあります。契約条件の部分にも触れられていますがコンテンツポリシーに違反せずに定期的にコンテンツを更新しているのであれば防げるのではないかと思います。
上であげた更新期間中の更新を忘れて使えなくなってしまったというようなことではないのかと思いますが、もし違反なく更新をしていたのにいきなり使えなくなったという可能性もゼロではありません。
ドメインがなくなってしまうと検索エンジンに評価してもらっていた資産がなくなるのと同じです。これからブログを自分の資産として大切にしたいなら千円ちょっと払って有料でドメインを取得したほうが無難です。
検索エンジンに評価されにくい
これは何とも言えないところですが他のメジャードメインである「.com」「.net」「.jp」などと比べると検索エンジンに評価されにくくなることが想定されます。
とくにFreenomで取得出来るドメインは海外の国別ドメインのため日本人向けのコンテンツであっても日本のドメインより評価が低くなってしまうのは否めません。
ブログでアクセス数を上げて稼ぐ、などの明確な目的があるのであれば無料ドメインはやめておきましょう。
無料の独自ドメインはこんな人におすすめ
とりあえず日記みたいなものを個人的に知り合いだけに公開するというような使い方をするのであればお勧め出来ます。同姓同名が多いような名前の方でも自分のドメインが空いている可能性が高いです。